上司からそれは意見であって事実ではないファクトと主観的事実を切り分けて考えろと経験はありますよね。特に、市場調査の分析やデータ分析の資料作成を依頼されると、ついつい事実と主張を混ぜ混ぜしたよくわからない資料に出来上がることがよくあると思います。

でも、事実と意見を切り分けなければいけないと意識していても切り分ける方法や事実と意見の区別の付け方をハッキリと理解している人は少ないです。だからこそ、ロジカルモンスターの上司に当たると事実と主張の区別ができていないことを指摘されることが多いです。

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簡単に事実と主張を切り分ける方法を現役外資コンサルタントがよく使う方法を交えて解説していきたいと思います!

ちなみに、事実と意見を区別できない理由は大きく分けて2つです。思考的に事実と主張を区別できない、または頭では切り分けられるけど文章が書くのが下手で事実と主張をごちゃ混ぜに書いてしまうもったいないパターンです。

事実と意見の違い

事実と意見の違いは客観的な物事の見方と主観的な物事の見方です。そして、客観的な物事の見方とは誰がどう見ても同じ見え方・考え方になるということです。

例えば、カラスを見て黒い鳥とすぐ連想できます。そして、りんごは赤いと9割の人が認識できます。この他にも絶対的事実として数字で表されたものがあります。体重は60kg、身長は172cmは数字で表現された事実です。

一方、主張や意見は主観的な考え方や偏見に基づくものになります。例えば、体重60kg、172cmの人は体型はガリガリである。この文章は主観ですよね。なぜなら、筋肉質かもしれませんしこの数字だけからでは答えを一つに導くことはできません。つまり、あなたの過去の経験や知識から、体重60kg、172cmの人はだいたい痩せ型の人というバイバスがありそれをもとに判断しているはずです。

つまり、事実と主張の違いは誰がどう見ても同じ解釈にできるものと自分の経験・知識に基づいて考えることです。そして、一番大事なことは主張は何かしらの事実に基づいて存在するということです。

事実と意見を切り分けないとダメな理由

事実と主張をごちゃ混ぜにするとシンプルに話を聞く側にとってわかりにくいですよね。どこまでが客観的事実に基づく内容でどこからがあなたの主張なのか区別がつかなかったら、上司や受け手もその話の是非を判断しづらくなります。

「事実がありまして、だから私はこのような意見を主張いたします。」という文章構成だとあなたの意見が良質かどうか事実を加味して考えることができますよね。

そして、意見を言うときにもっとも価値がある部分はあなたの意見なのです。そのため、あなたの素晴らしい考えを100%伝えるためにも事実と意見は切り分ける必要があるのです。

事実と意見を切り分ける方法

文章にあなたの主観が入っていないかどうかチェックするだけです。そして、事実と意見を文書化する際に、事実であることはまとめて書いて主張は別のところでまとめ書くことを意識するといいです。

例えば、パワポでの資料作成の時にパワポで言いたいこと(主張)は見出しのキーメッセージで書き、中身はその主張を裏付けるための事実しか記載しないようにするのです。

また、データ分析の場合毎年売上が上がっているから来年も上がる傾向ですと言うような文章を書く人がいますがこれは主張であって事実ではありません。事実は昨年度までの売上実績としては上昇し続けていますのみです。